海の、一番深いところに棲む生物は……

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海の深さは、平均すると約3800mだといわれています。大陸プレートと海洋プレートの境目である、「海溝」がより深い場所。そして、なかでも一番深い海溝はマリアナ諸島の東にある、マリアナ海溝チャレンジャー海淵で、その深さは1924m!

海の表層を浮遊する植物プランクトンが光合成して生産する有機物が、海洋生物のエネルギー源なので、海洋では、太陽光が届く水深200mまでの表層だけが生物生産の場。そこより下に棲む生物は、表層まで餌を取りに行くことができなければ、落ちてくる死骸や糞などの有機物をベースに生きていくんです。

有人の潜水艦では潜れない深さなので、えさ付きの罠を仕掛けて一晩待つという、原始的な方法で捕獲。「有機物の極端に低い、いわば飢餓状態でなぜ生きていけるのか」。そこに注目が集まりました。研究の結果、いままで誰も見たことがない新規セルラーゼを持っていることが判明。木片をそのまま食べて、端からすこしずつ消化しているのではと推測されるように。

糖分を発酵させれば、エタノールになる。発見された新規セルラーゼなら、木や紙を効率よく分解してバイオエタノールを生産することも可能だという、画期的な発見があったのだそう。

参照:http://news.mynavi.jp/articles/2012/12/19/jamstec_hirondellea_gigas/index.html