キングマン・リーフ―安息のない楽園―

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色鮮やかなサンゴが手つかずの状態で集う、太平洋に浮かぶ無人島、キングマン・リーフ。その美しさとは裏腹に、ものすごい状況が海の中にはありました。

なんと、生態系の頂点に立つ、サメなどの大きな補食動物が85%なのだというのです。常にお腹をすかせた補食者がうようよしているなか、小さい魚たちは生きています。そのバランスで生態系が成り立っている理由はどうやら、「下の階層に位置する生物の繁殖サイクルが速い」ということのよう。

ある科学者によると、捕食者が少なくなると微生物が大量発生してサンゴが死に追いやられる可能性もあるのだといいます。サンゴの状況が悪化が著しいのは、もしかしたらそういった補食動物の乱獲にもあるのかもしれない。今まででは考えにくかったことが、サンゴを守る鍵になるのかもしれないのですね。

参照:http://www.nationalgeographic.co.jp/materials/article/2008_07_kingman-reef_warne-text.html?article_no=1
Photo: Brian Skerry