能登に伝わる揚げ浜式塩田製塩

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私たちの生活に欠かせない塩。日本に元々岩塩が無かったこともあり、日本では古代から海塩が作られてきました。

藻塩焼き→揚げ浜式塩田→入浜式塩田→流下式塩田→イオン交換幕による製塩と技術は変遷してきましたが、日本で唯一、400年間変わらず揚げ浜式で塩を作っている一家がいました。

石川県珠洲市の、角花さん一家です。揚げ浜式製塩法とは、塩田に汲み上げた海水を打桶で撒き、天日で蒸発させ、真っ白く乾いた砂に海水をかけてろ過。さらに平釜で焚くという方法。「大変じゃない作業はひとつもない」。そして、だいたい5月から9月頃の晴れた日にしかできないため、1年での生産量は1.5~2.0トンと少ない。

完全に効率性を無視したこの製法だが、優れた伝統、並々ならぬ情熱、そしてていねいな仕事がかけ合わさって完成したこの塩の味は、尖ったしょっぱさがまるで無く、まろやかで優しい味がする。

石川県の能登では、塩田での塩づくり体験もできるので、興味のあるかたは足を運んでみてはいかがでしょうか。

参考:http://www.geocities.jp/t_hashimotoodawara/salt6/salt6-06-07.html
photo:珠洲市観光サイト・すず観光ナビネットより