海を越えたところで、眺める月。

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「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出し月かも」

まだ命がけで海外へと航海する奈良時代に、遣唐使として唐に留学した阿倍仲麻呂。唐で科挙に合格し、唐朝諸官を歴任して高官に登るも、帰国への舟が難破。そして、漂着した先がベトナムでした。その後も帰国が認められず、ベトナムにて活躍しその人生を終えた人です。

志 高く赴いた海外。ふと見上げると空には美しく輝く月が見える。春日の三笠山にかかる月と同じものか、と自身の故郷を思いつつ詠んだこの詩は百人一首にも出 てくる有名なものです。LCCも増え、海外に行くことはさらに身近になり、”now everyone can fly!”な時代になりましたが、ふと月を見上げ故郷を思う気持ちは、今でも誰しもが持っているものではないでしょうか。ふと見上げた月は、海を越えて、どこかの国の誰かが見ている月と同じなんでしょうね。