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Interview

インタビュー つるの剛士さん
海のそばで、大切な仲間が増えていくこと。

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BEST アー写・1

つるの剛士さん Takeshi Tsuruno
「ウルトラマンダイナ」のアスカ隊員役を熱演した後、
2008年に“羞恥心”を結成しリーダーとして活躍。
一躍時の人として人気を博す一方で、
2009年にカバーアルバム「つるのうた」で35万枚の売り上げを記録。
精力的に音楽活動を行っている。
将棋・釣り・楽器、サーフィン・野菜作りなど趣味も幅広く、
好きになったらとことんやらなければ気が済まない多彩な才能の持ち主。
一男三女の父親。
ふじさわ観光親善大使でもある。

―あなたにとって、海はどんな存在ですか?

ぼくは北九州の門司で生まれました。
門司港の門司です。
それから、広島に引っ越して子供時代を過ごしました。
どちらも海が近くにありましたが、
広島で住んでいた庚午という地域は、まさに、家の目の前が海でした。
だから、親父とよく釣りに行っていましたね。

親父は銀行員だったので、
そのあとも、大阪、東京、茨城と転勤するんですが、
やっぱり海がいいんですよね。
それで、結婚して、
いまは海のそばの藤沢で暮らしています。

東京で仕事をしているので、
最初こそ、通勤するには遠いかもしれないなと思っていたんですが、
道路が混んで渋滞しても、
それでも、藤沢を選んで良かったと思いますね。

こっちに来てから数年前にサーフィンをはじめました。
ハマりましたね。
いまでは波が良ければ朝は海に行っているし、それから仕事に行くような毎日です。

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都心から近くて、自然がこんな豊かな場所はないと思っています。

サーフィンを始めてから地元の友達ができて、
いまは畑で野菜を育てているんですが、畑の友達もできました。
子どもは4人います。
ママ友、パパ友もたくさんいます。

大人になってから、大切な仲間がこんなに増えるとは思っていなくて、
藤沢のことは本当に好きですね。

―あなたにできること

世の中はいろんなことが変わっていくんだけど、
海というのは、いつも、そこにいてくれるものですよね。

変わっていくものと、変わらずにそこにあるもの。
どちらかだけを追求するのではなくて、
ぼくは、両方とも大切で、バランスだと思っています。

「海が汚いからなんとかしよう」と突き詰めていくと、
どうしても、いまの暮らしを否定することになってしまいます。

ぼくはジャングルで2週間ぐらい生活をしたことがあるんですが、
電話も電気も当然ありません。
これはこれで、生きるだけでも難しいんですよね。

オンだけではなく、そして、オフだけでもなく、
オンにもオフにも両方に、
感謝を出来るようになればいいなとぼくは思っているんです。

ぼくは、サーフィンに出会ってから、
ずっと海で遊ばせてもらいたいと思うようになりました。
自分たちが遊ばせてもらっている場所だと、
当たり前のように、そこでゴミを拾ったりだってするようになるんですよね。

大切なのは、そういう一人一人の意識だと感じていて。

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海を知らない子に、海の環境が大変だと伝えても、なかなか、わかりません。
スーパーに売っている切り身を食べるだけじゃなくて、
自分たちで、1匹、魚を釣ってみて、
それを食べてみると、海のことも身近に感じられると思います。

誰かがやってくれるんだろうということではなく、
ひとりひとりが取り組むこと。
そのためには、まずは、そこに行って、好きになることですよね。